あなたは思考の整理ができていますか?[脳を100%働かせる集中力を身につける]
今回は、ハーバードメディカルスクール式の人生を変える集中力を高める方法について学んだので、共有したいと思います。
参考本:「ハーバードメディカルスクール式 人生を変える集中力」
目次
- はじめに
- 思考の整理 法則①:動揺を抑える(感情のコントロール)
- 思考の整理 法則②:集中力の維持(目標志向型の行動)
- 思考の整理 法則③:ブレーキをかける
- 思考の整理 法則④:情報の再現(短期記憶の強化)
- 思考の整理 法則⑤:スイッチの切り替え
- 思考の整理 法則⑥:スキルの総動員(①~⑤のスキルを総動員)
- まとめ
はじめに
人生を変える集中力とは、今持っている脳の力を100%近く発揮することを示します。
自分の脳の力を100%発揮するための集中力は、思考の整理がしっかりされていることが重要だとこの本には記されています。
この本の構成として、思考を整理するための6つの法則がメインに書かれているので、私も6つの法則を中心に説明していきます。
思考の整理 法則①:動揺を抑える(感情のコントロール)
感情は頭の回転を悪くすると言います。
2010年のカナダのウォータールー大学で行われた研究によると、算数の問題をしている最中に不安を感じると、5まで数えるといった簡単な課題さえ難しいということがあったのだとか。この実験は、感情が基本的な脳のプロセスを邪魔する可能性を示したものです。
では、感情をコントロールするための対策を3つご紹介します。
対策
1:自分の感情に気づく→EQの能力で言う、自己認識能力のことです。
2:体を動かす(運動)
3:動揺を抑えるスキルを身につける
思考の整理 法則②:集中力の維持(目標志向型の行動)
人が集中するときの行動には、2つのパターンがあります。
目標志向型と刺激駆動型です。
目標志向型とは文字通り、目標に向かって行動を起こすことです。
刺激駆動型とは、携帯のランプや、着信音など外部からの刺激です。
どちらの行動が良い集中を生むかと言うと、当然目標志向型ですよね。
目標志向型の集中力を高めるための対策を3つ紹介します。
対策
1:行動する前に目標を決める
2:強みを理解して、熱中できることに時間を使う
3:瞑想
思考の整理 法則③:ブレーキをかける
人は自分の気持ちを抑制することが苦手です。
抑制する気持ちを自制心とも言います。
自制心を身につけて行き当たりばったりな行動を制御しましょう。
対策
3つご紹介します。
1:衝動を受け入れる→衝動を認知して、衝動に任せるタイミングを事前に決めておく。
2:深呼吸
3:運動・栄養・睡眠
思考の整理 法則④:情報の再現(短期記憶の強化)
みなさんは大事な仕事の用事を忘れてしまい、後悔したことはありませんか?
例をあげると、クライアントから電話が入って面会する約束を取り付けたのに、その後の電話対応で約束を忘れて、クライアントの信用を失ってしまいました。このような失敗は、短期記憶の欠如から起きています。
対策
3つご紹介します。
1:新しいことを学ぶ
2:睡眠をとる
3:メモをとる
思考の整理 法則⑤:スイッチの切り替え
人はマルチタスクを苦手としています。マルチタスクによって、作業効率はだいぶ低下してしまいます。しかし集中していた作業中に、どうしても電話にでなければならない状況なんかはよくありますよね。
集中しているときに話かけられたり、邪魔が入るとイライラしてしまい、せっかくの集中が台無しです。こういった時に脳の行動のスイッチをうまく切り替えられると、スムーズに物事が運べるようになります。
対策
3つご紹介します。
1:マルチタスクを控える
2:適切な判断をくだす→急に入った課題が本当に必要かどうか。
3:急な仕事もポジティブに考える
思考の整理 法則⑥:スキルの総動員(①~⑤のスキルを総動員)
最後は100%脳を働かせるために、①〜⑤の思考の整理するスキルを統合させて、行動に起こす必要があるとのことです。
とりあえず行動して、スキルを活かしてみないことには始まりません。行動していく中で、スキルが1つに統合されて、自分のものとなるのです。
まとめ
上には書きませんでしたが、運動することが脳の活性化に繋がり、自制心や短期記憶など、①〜⑤までのスキルを満遍なく向上させてくれます。
何から手をつけて良いかわからない方は、まず体を動かすことから初めてみると良いかもしれません。
それでは!!