サクッと本かじり

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何かをあげるとそれ以上に返ってくる!?[影響力の武器より]

今回は「影響力の武器」の本から、返報性の原理についてピックアップしてご紹介したいと思います!

 

①返報性の原理って?

 

返報性の原理とは、何かを与えるとそれに対する見返りしたくなる原理のことです。

 

みなさんも誰かにお願いごとをして快く相手が応えてくれた時は、それに対して何かを返しますよね。例えばお礼のお菓子とか。。

 

②返報性の原理の威力

 

この力は強力です。

 

何が強力なのかと言うと、相手にこちらが与えた以上のものをお願いして、見返りをもらうことが出来るからです。

 

ではなぜこんなことが可能なのかというと、

人は何かを受け取ると、それが必要かどうかに限らず、何かを返さなければならないという責任感を感じてしまうからです。

 

その責任感のせいで、何か返さなければソワソワして、心のどこかでそれが居続けるのです。

 

③返報性の原理の悪用

 

この原理を悪用することもできます。

 

例えば、本書で示されていた例によると、

あるセミナーに来ていた1人の学生が、

コーラを自分が買ってきたついでに、他の人の分も買ってきたのです。

 

その後そこに来ていた人に対してその学生が、自分が売りたいチケットがあって、1枚25セントで何枚か買って欲しいとお願いしたところ、

コーラを受け取った人は、受け取ってない人に比べて、たくさんチケットを買ったのです。

 

その平均額は、コーラの金額の数倍にもなりました。

 

④この原理の問題点

 

ここまでの話を読んで、一方的に貰って返さなければよいと考える人もいるかもしれません。

私もそういう人はいっぱいいるぞ!と思いました。

 

しかしそうすると、その人は次第に周りから貰ってばかりで何も返さない人だ、というレッテルを貼られたり、信頼出来ない人だと思われてしまい、結局社会から嫌われてしまいます。

 

⑤まとめ

 

いかがでしたか?

 

この原理を応用して、

自分が与えても無理のないものをたくさん与えることにより、それ以上に必要なものを手にいれることが出来るかもしれません。

 

それでは!!